謙遜と卑屈
大阪の天王寺師範学校(現・大阪教育大)で小学校の先生になる卵たちに、「修身科」の授業を担当した森先生の授業録。
色々なタイトルで教えていますがどれもためになります。そのなかで今朝読んだ授業は『謙遜と卑屈』。とても分かりやすかったのでシェアしたいと思います。
【〜〜かくして傲慢は、外見上いかにも偉そうなにもかかわらず、実は人間がお目出たい証拠であり、また卑屈とは、その外見のしおらしさにもかかわらず、実は人間のずるさの現れといってもよいでしょう。 そうしてこのお目出たさとずるさとは、それが真実でない点では1つであります。】
とても分かりやすい。さらに、、、
【〜〜謙遜と言う徳は元来対人的なところに本質があるのではありません。その人がどれほど真理、道というものと、取り組んでいるかいなかによるものだと思うのであります。】
わの海
輪嶋伝一郎
追伸、昨日のセミナーに来ていただいた先生はもう何度も来て頂いています。
ふと、今朝、修身教授録を読んでいてやはりすばらしい先生だなと思いました。参加されたことがない方はもったいないと思います。