自分で出きるメンテナンス


段々と暖かくなってきましたが、dryのお話の続き。
前回でdryスーツの水平姿勢についてお話ししましたね。dryスーツの場合はスーツ自体が浮力調整できますから、給排気はとても重要です。

排気バルブ(左腕)からのエアー漏れや浸水なんかのトラブルはセルフメンテで十分防ぐことができますよ。

・基本は水洗い!
ダイビング後はすぐに綺麗な水を十分バルブにかけます。その際、排気バルブの動かせるところを動かしながら水をかけるようにしましょう。この行程をしっかりやるだけで、塩カミによるトラブルのリスクがかなり低くなります。

・専用インナーを!!
これ意外に盲点なんですよね。排気バルブからの浸水の原因の一つです。
それは、繊維クズ。
毛糸のセーターとか、ダウンベストなんか着て潜ってたりしませんか? 繊維クズが出やすい物を着て潜ると衣類から出る繊維クズが弁に挟まり水没の原因となります。専用インナーだとこう言った心配もありませんね。

・シーズンオフにはバルブの点検
排気バルブは自分で分解組立が出きる構造になっています。説明書にはその方法も書いてあります。 が、た・だ・し、

家ではやらない方がいいと思います。なぜって?

あなたが分解するとします。そしてその後うまく組み立てれたとします。でも、チェックできませんよね、、エアー入れて抜いたり、、。

もし、あなたが自分で出きるようになりたい時は、お店でやってみましょう。安心です。

今度『自分のバルブの構造を知っておきたい人』、『自分でバルブの分解メンテが出きるようになりたい人』を対象にdryのバルブのメンテ講習会開催しますね。

追伸
洗浄力バツグンと言う噂のスーツシャンプーを導入しました。スーツメーカー推奨品で、その名も【アロマ ウエット】。一回の洗浄と一回のすすぎで、洗浄、消臭、除菌を行います。パッケージも何となくフレグランス。ん?フレグランスってなんだ?

追伸の追伸
左のバルブはNS社開発のパームフィットバルブ。シエアは非常に高いです。現在モビーズ、サンファン、ワールドダイブとそのOEM品は全てこのバルブが採用されています。右はD社バルブ。ゼロのdryはこちらが付いてますね。 あなたのはどっちのバルブが付いてますか? まぁどっちでも教材があるのでメンテ講習できますから。

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