嫌な思いをするブリーフィング


ダイビング前のブリーフィングって、もちろんあなたも聞いたことあるよね。あれって良く聞いてるかな?どうだろう? 話半分とか?

そもそも潜る直前の打ち合わせがブリーフィングになるわけだけど、だからこそ手短であるべきだよね。必要最小限、時間にするとどんなものだろ、5分以内で終わる位じゃなかろうか。

そのくらいの時間で伝えられることと言ったらやっぱり限られてくるわけで、あれもこれもと話せるわけがないし、話したところであなた聞いてますかね? いや、聞いてたとしても頭に入ってるか微妙ですよね。

だからやっぱり潜水前のブリィーフィングは手短であるべき。そうなってくると優先順位的に重要なことに絞られる。んじゃ重要なことといったら何か? この場合あなたにとって重要なことね。

見られる生物の種類や場所、水温、潮流やコースどり? いろいろあるとは思います。

『潜降して、根をこっち方向に進みイソギンチャクがこの辺にあり、、コレコレの生物がいます。残圧○○で申告して下さい。最後は安全停止うんチャラかんちゃら、、、』

だいたいこんな感じが多いかな。でもこれって最初から最後まで順調に進んだらってことで、ことはいつも順調とは限らないんですよね。そもそもいつも順調だったらダイビング事故なんてあるわけないもん。

そうするってーと、自ずと必要最低限となると、[危険回避]の説明になるかな? いろんな生物みれるのも楽しいのも、怪我せず安全にエキジット出来足ればこそですね。

でもこの危険回避の説明がまた難しい。何故って経験本数によって違うから。もっと言うなら何本潜ってるかって事よりダイビングに対する意識、考え方、によってかなり個人差があるから。

例えばこう・・・

『今日は透明度が3〜5Mくらいです、、、』

この説明だけ聞いていても人それぞれ捉え方様々。
『え〜!残念。なんも見えないんだ』て人、
『ハグレないようにガイドにちゃんと着いていこう』と考える人、
色々ですよね。中には濁った海の経験が無く、ピンとこない人も居れば、『ライト持って行こう!』とか、『ハグレた場合は、、』と考える人も居ます。

ではここで架空のこんなブリーフィングを聞いたとしたら、あなたならどうしますか?

『今日は視界がかなり悪く3Mほどです。このエリアは船舶の往来がかなり激しいので浮上ブイ以外で浮上することが大変危険で禁止されています。もし浮上ポイント以外で浮上する場合は、必ずシグナルフロートを上げながら浮上して下さい。ただしこの場合、後で漁協に始末書の提出とあなたに罰金が課せられます。しっかりついてきて下さい。 時折ライトでOK?のサインを出すのでライトサインで返して下さい。』

いかがですか? これを聞いたあなたはフロートとライトを買いに走るかな。

まぁこれは架空の話で、毎回こんなストレス高い説明を聞いていたら嫌になりますよね。(でも嫌な思いをするストレス高い説明の方が記憶に残る)

わたしもいま試行錯誤なんだけど、海のコンディションと最小限を説明したら、後はバディー単位で様々な危険回避の打ち合わせが出来るというのが理想じゃないかと思う。そのために色々やってみていますが、なかなか一朝一夕には行きませんね。

追伸》
さっきの架空のブリーフィングってまんざらでもないね。

追伸の追伸》
ボートダイビングで浮上後に水面でマスク外してる人をたまに(よく)見かけるけど、あれ不思議。

そうそう、もうすぐ凄っいライトが届くんだ。

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