水中ガイド談『私たちは芸人でもなく、先生でもなく、水先案内人です』ってことかな。


ある文章を入手した。
それは、“水中ガイドの役割”と書かれたもので、
ガイドの役割をダイバーに周知広報するための物らしい。
制作は、公益社団法人日本レジャーダイビング協会、
監修と協力がCカード協議会となっている。
とても大切なことが書いてあるので、
あなたにもシェアするね。

さて、実はこの文章について書こうと思った訳は、
大切なことが書いてある割には、大筋がわかりにくいから。
文章がお堅いのはまぁ良いとして、
細かく書いてあるように見えて、なんだか言葉足らずの箇所が見受けられるんだよね。
しかも文章の見せ方として、決定的な問題がある。
文字全体が白抜きで、とても見にくい。
画像ではわからないだろうけど、イルカさんの水中写真バックで、青に白抜き文字。
そもそも文章は伝わってなんぼです。
デザインは専門家に任せて、読みやすさの黒文字にすべきです。とてももったいないと思った。

そこで、簡潔に何が書いてあるかをお伝えします。(あなたにとっても大切なことだから)

***********************
ダイバーのあなたへ
『水中ガイドの役割について』

⓵ 水中ガイドは、あなたの知識やスキル不足を補うことはありません。
私たちは、ポイントの楽しさと危険性をお知らせし、水中をご案内するものです。
したがって、水中ツアーに参加いただくあなたが、
ダイバーとしての知識、スキルをいま持っていることを前提にしています。

⓶ ドリフト、ナイト、ディープなどは、各コースを受講し、既に知識とスキルを修得している方のみをガイドします。
もしあなたが、それらダイビングを希望されるなら、
事前にスペシャルティーコース等で修得してからご参加下さい。

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と、こんな感じのことが書いてある。
この後、『具体的に、ガイドの役割は以下の内容です。』と続き、細かくリストアップされます。
これも簡単に紹介しとくね。

↓↓↓↓
1)ダイビング当日のポイントコンディションを説明します。
  ・透明度や水温   ・海底の状態
  ・潮流など
2)ダイビングポイントの危険性と、回避方法を説明します。
  ・危険な生物    ・船舶の往来
  ・潮流の強さなど
3)そのダイビングに適したテクニックをアドバイスします。
  ・エントリーとエキジット方法
  ・潜降や浮上の手順など
4)当日のダイビングで、特に必要となる器材がある場合は紹介します。
  ・シグナルフロート  ・ライト
  ・バックアップ空気源など
↑↑↑ここまで↑↑↑
 

以上が〔レジャーダイバーの皆様へ“水中ガイドの役割”〕という文章に書いてある内容です。
『水中ガイドの役割』で検索すると文章全部がみれます。

追伸
最近、文章関係の書籍を良く読んでたから、伝わる文章とはなんぞや?と考えることが多くなった。
自らの駄文は置いといて、、、

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