お知らせ通りにカニ鍋!


昨日はオープンウォーター講習と洞窟ダイブでした。予報ではこの秋一番の冷え込みとのことでしたが、さすがに熱海。羽村とは違いますね。日向はポカポカです。

海はべた凪、光もばっちり入って最高のコンディション♪。しかも水温21度だから暖かく感じましたね。洞窟抜けた砂地の明るさにはホンマにいやされました。

そして今季初となるカニ鍋。これがそんじょそこらのカニ鍋じゃないんですよ。

金沢から前日、突然、直送されてきたコウバコガニ。香箱はズワイガニの雌で大きさはズワイの半分ほどしかありません。でも外子があり、内子(蟹味噌)の味はズワイに勝るため漁師の家庭では良く食します。

では海での蟹鍋の実況中継をお聞き下さい。

『みなさん今日はウマイ物食べれますよぉー。まずは僕の大好きな酢の物から行きます。僕はこれが蟹の中で一番好き! どんぶり一杯いけますからねー。』

・レシピ(蟹の身をほぐす。次に外子内子ともに全部入れる。ほうれん草と和えて酢醤油で頂く)
※たったコレだけですが寿司屋で出される物より確実にウマイ!

この光景を見ていた隣のダイバーの声
『豪勢〜、美味しそー』

んで実際にこの酢の物を食べたみなさんの声
『んーーーーん!』
『おいしいーーい。また長生きしちゃう!』
『福生では食べれない・・』

次に鍋。都合4ハイ蟹をぶっ込みました。すっごい濃厚です。鍋の縁にはオレンジの蟹味噌の脂が浮かんでいます。『おーーーゴールデンリングやー♪』。白菜、椎茸、エノキ、ネギを投入。蓋をして待つことしばし、、、

ではオープン! のタイミングで再び隣のダイバーの声
『うわぁ〜、潜らないでそれ食べたーい』

では頂きます。の声
『白菜食べてもカニの味する』
『この出汁売ってたら買いますね』
『暖まるーー』
『海は毎回鍋でいい』

たらふくですがやっぱり〆には雑炊でしょう。ここでご飯を何杯入れるかで一悶着ありましたが、『そんなこと言って結局食べちゃうんんじゃないの』と言う柴の意見を取り入れて三杯分入れます。

出汁は充分残っていてトロトロです。こりゃ完成前からたまらんなぁ。

ご飯を入れて蓋をして待つことしばし。ぐつぐつきました。火を止めて溶き卵、ネギをパラリ。蓋をして再び待つ。

完成ーーー!のタイミングでまた隣のダイバー
『・・・・』 無言やん

て言うか我々も無言で食します。ただただ、ハフハフ。そして笑うだけ。

これからの時期、海で鍋はいいね!

《追伸》
画像はナンヨウツバメウオの幼魚。そろそろ幼魚が増えてきましたよ。

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