とてもとても気持ち悪い話し


今月頭に大瀬崎7(セブン)に行ってからそんなに時間はたっていない気がしていたのに、
気が付けばもう月末。光陰矢のごとしです。
大瀬崎7とは、一泊二日で大瀬崎の全ポイントを潜り倒そうという企画。
二日で7ダイブなんてシンドいかな? なんて思ったけど、これが結構行けるんだよね。

さて、今回お話しする“気持ち悪いネタ”はその時の海での世にもオゾマシい現象です。

え〜とそれは何本目だったかな、外海の門下を潜ったときのこと。
何カ所かでタカッパ(タカノハダイ)がクリーニングされてるところを見た。3本目かな?
そんなに珍しい光景でないというか、むしろよく見る光景だね。
ただ、この時はやたらタカッパが気持ちよそそうにしてるから、しばらく見ていると、
気持ちイイを通り越して、若干腹側を見せるくらいの姿勢をとっていた。

『お〜、相当気持ちいいんだな』

『ん?なんか腹のところの血管みたいなのが浮かび上がってるよ』

潜っててそんな風に思った。
実際、ホンソメワケベラにクリーニングされているときに、恍惚として皮膚の模様や色を
変化させるところを見たことがある。
この時も最初はそうかな〜と思ってた。

ところが、

ここからがキモイから、

よ〜〜く見ると、その血管みたいに浮かび上がっているものは(まるでミミズバレ)、
縦横無尽に動いている。

『そうだな、血管の訳ね〜な』

さらに近づいてよ〜く見ると、
血管みたいに見えたのは、直径4mmくらいのものが連なって動くからであることがわかった。

さらによく見ると、
それはタカッパ自らの皮膚ではないではないか!

『うわッ!キモ!』

縦横無尽にタカッパの皮膚の上を走り回る、
無数の寄生虫たち!!

『ギョエーーーー!』

ハッキリ言ってこの手のものだめなんですよ。
スッゴい数いましたよ。

魚に付く寄生虫自体は今までも見たことがあるんだけど、そのほとんどが動かない。
(動かなくてもキモいが)、それにもっとデカい。

なのにコイツは何?

あ〜〜、今思い出しても背中に寒気が、、

一方の側と腹だけで、ざっと50以上は確実にいたと思う。と言うことはあのタカッパ1匹が、
100くらいの謎の寄生虫に犯されていることに、、

それから次に思ったのは、
『もしかして、クリーニングにくる魚って、みんなコイツに犯されてんの?』てこと。

『俺何十年もタカッパ見てきたけど、そう言えばコイツの事、そんなに見てないし、、』

そのダイビングの後は、クリーニングポイント行くと必ず目を皿のようにして見てみた。
でも、キンギョハナダイにも、ネンブツダイにも、メバルにも、そんなものは付いていない。

『もしかして、タカッパは動き回らずよく着底してるから、謎の生物に犯されやすい?』

『いままで気が付かなかっただけなんだろうか?』

『タカッパだけというのは考えにくいよな、』

『でも、泳ぎ回る魚にあんなのいっぱい付いているとは考えにくいし、』

しかしまるでホラー映画に出てくる、地球外生物に犯されたシーンにそっくり。

ホンソメ君!あれはサッサと食べて上げてくれ。

本当、気持ち悪かった。

でもまた見てみたかったりして。

しばらくタカッパから目が離せないな。

とても気持ち悪い話しでした。

《追伸》
今夜から八丈島です。。

4/28〜5/1八丈島
5/4〜5南伊豆
10火)トレーニングday
14土)あたみ花火&500記念
17火)レスキュー
21土)伊豆山バーベQ
28土〜29田子ホタルの夕べ

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする