暗いのに、えっらい高いライト


前回の何でも屋の営業さんが楽しいものを持ってきた話の続きです。

最初に断っておきますが、このライトに『お!』と反応するのは、ほんの僅かなコアな変わり者です。そう言う方は価値観がその辺の普通の人と違います。『え!何でそんな高いのに』とかその辺の人はきっと言います。でもね、今日はそんなコアな変わり者のあなたのために紹介しましょう。

だから普通の価値観持ってる人は読んでもちっっとも為になんないよ。

ではそのライトの値段から行きます。

25万の商品しかなかったのに、、なんと155000円。安い!のかな? それは続きを読んで決めてね。

ほら、普通の人には関係ないネタでしょ。

営業さんが今一番売れてるのはって見せてくれたのは、例の「RGブルー」と言うライト。当店でも持っている方が居ますね。
とても明るくコンパクトで、オプション品がすべてセットになっています。水没の心配も殆どなく、作りがとても良い(明るさは4000ルーメン!)。それでいて価格は6〜7万程。

正直明るくて良いライトが欲しいなら、最もバランスが取れているんではないでしょうか。

でも紹介するライトはそんな良いものではありません。なんせ、超コアなあなたや、やっぱそれ気になる?て言うそこのあなたに書いてますから。

【暗いのに高い?】
もったいぶってもしょーが無いのでザックリ言います。

わかりやすく言うと、ダイビング用ブラックライト(UV光)です。

よく水族館のトンネルとか、イベント会場とかで暗い所で紫っぽいライトが当たっていて、白いTシャツとかが蛍光に輝いたりするあれですあれ。

このライトをナイトダイビングの時に持ち込むとどうなるかというと、、

珊瑚やウミウシ、生物にUVライトを当てるとその一部が神秘的に蛍光色に浮かび上がります(実際に動画を見せてもらいましたが幻想的で言葉でうまく表現できません)。これは生物の蛍光タンパク質が反応して光るそうです。(現段階では何が光り、光らないか分からないので余計に驚く)

つまりこのライトは幻想的に光る生物を見るための物。

そして使えるのは、ナイトダイビング、又は洞窟。

どうですか?レアでしょ。付いてきてますか?

こう言ったダイビングをフロー(蛍光)ダイビングと言います。今まではブルーライトだったためにマスクにイエローのフィルターをかけて観察していました。しかしこのライトは紫色のUV光のためフィルターを使わずに、肉眼でフローダイビングを楽しめます。

と言う特殊なライトが、25万の商品しかなかったのに、新たに155000円がラインナップに加わった訳。  安いでしょ?

むちゃむちゃコレもってナイトやりたいっす!

めちゃめちゃ『ぼ〜〜』と幻想的な光放つ生物見たイッす!

いかがですか?そこの変な価値観持ってるあなた!一緒に買いませんか?

《追伸》
普通の方用にハンディーなUVライトも新しく出たみたいです。こちらは25000円くらいで手頃でしょ。

でも155000円のあとではまったく感動がなかった。。。

アレ持ったら雨が降ろうが雪が降ろうが矢が降ろうが、ナイトやるだろうね。

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